雲南省へのお茶の旅

 雲南省の旅はシーサンパンナに始まり、大理、麗江、昆明とゆっくりと進んで行きました。シーサンパンナの少数民族であるタイ族の皆さんが私たち親子のために食事会をひらいてくださったり、毎日いろいろなところに案内してくださいました。お食事の味付けも薄味で日本の野沢菜漬けにそっくりなものがあったりと不思議な体験でした。

 

 感動したのは、村の長が自ら野生茶樹の群生している裏山の奥深い場所まで案内してくださり、古代から村に伝わるお茶づくりについて説明してくださったことです。

 

 長はお昼ご飯を食べていくように進めてくださったのですが、おかまで炊いたご飯はもっちりとして甘みがありとてもおいしかったです。同行してくれたプーアール工場の女の子もこんなにおいしいお米は食べて事がないと言い2回もお替りしていました。おっかなびっくり頂いたつぶしたての鶏肉をいためたものも、中に鳥の頭や手がはいっていたので見ないようにしていただきましたが歯ごたえがぷりぷりっとしていて新鮮なことがよくわかりました。ここでもまた、食べて飲んでばかりでした。

 

食事の後に長がいれてくださった作りたての生茶のおいしかったこと。ごちそうさまでした。